XPDTN JAPAN CLUB RIDE MOTHER TREE

世界自然遺産”白神山地”。青森県弘前市を起点として、日本海に抜ける道路の白神ラインは、ダート主体で森の中駆け抜ける。
今回のXPDTN JAPAN CLUB RIDE は、岩木山が眼前に迫る弘前から白神ライン(弘西林道)を津軽峠まで走り折り返す1day、獲得標高約1000m、走行距離約90kmのライドで、名所Mother Treeを目指した。


青森空港からバス輪行で、弘前市に移動。起点は弘前駅近くにあるサイクリストスペシャルタケウチだ。1912年創業の老舗は2019年3月リニューアルオープン。幅広いカテゴリの自転車が並び、メカニックスペースでの作業も途絶える事が無いほどの厚い信頼を得ているお店だ。


弘前市内を出発し、白神ラインの途中にある道の駅津軽でライドメンバーと合流。津軽ダムを経由してMothertreeを目指す。


林道起点にあるアクアグリーンビレッジANMON。ロッジ、キャンプ場、レストラン、売店があり補給と休憩の起点として利用が可能。ここから山岳を抜けたら、日本海となる。


百名山の岩木山で春スキーが楽しめるほどの早い時期から芽吹くブナや樺などが生い茂る深い山は、水資源の源。
青森、秋田といった米どころ、酒どころの起源がここにある。


路線バスも走る白神ラインは、整備されたダートが続き、走りやすい。野鳥のさえずりが響き渡る森林の中走るのは爽快だ。


27.5x2.05インチのタイヤをインストールしたEXPLORO LTD 。普段乗っているバイクとの違いを体感できるフィールドでの試乗を楽しんでもらう。振動吸収性が良く、バイクが跳ねる事無くグラベルロードを進むうえ、エアロ効果を持ち合わせるフレーム形状は、舗装の下り坂でもペダリングをしなくてもスピードが落ちる事が無かったという。


途中、休憩や撮影をしながら津軽峠に到着。峠に自転車をデポして、Mothertreeへ。
昨年の台風によって、残念ながら折れてしまった名樹だが、400年を超える樹齢の御大木は、悠久の自然を感じる存在感で迎えてくれた。


津軽峠駐車場展望。遠くに、白神岳をはじめとした山々を臨み、静かな時間を過ごすことができる場所だ。


津軽峠で折り返し、元来た道を下る。白神ライン周辺は秋田県に抜ける道もあり、ダート区間に事欠かない。
ガレ場も少なく、弘前市への帰路には横道に若干それて、しまったダートを別腹で楽しんだ。



XPDTN JAPAN CLUB RIDE MOTHER TREE

  • 走行距離:92km
  • 獲得標高:1067m
  • 起点バイクショップ:サイクリストスペシャルタケウチ青森県弘前市代官町104 TEL:0172-32-0693
  • 起点空港:青森空港
  • 起点鉄道:JR弘前駅



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